プリズムネオンプラスマイナス

昔そういう名前のサイトをやっていた気がする。

私はハンデッド(きみたち)に会いたかった〜HANDEAD ANTHEM ReLIVE "DAYBREAK" の記憶

お久し振りです、2020年9月のUPCTOP10の備忘録を序盤書いたきり(下書き保存)ブログを放置していたますみやです。
……その、もう備忘にもなってないですが、完成次第いずれ公開したいと思いつつ、皆さんこの半年如何でしたか?
半年経ってもまだコロナは沈静化しないし緊急事態宣言は出るし、うんざりですよね。ほんと。現場行きたいですよね。ほんと。
思えば、コロナの影響で最初に※私が行く予定だったという意味で※なくなった現場がハンデッドアンセムでした。
去年の3月1日だったと記憶しています。高知支部・夜鳴のHEADミーティングは、ハンデッドアンセムとしても初めて消えた現場だったかと思います。
そこから一年後の2021年2月27日。ハンデッドアンセムが、有観客ライブにこぎつけたので行ってきた話をします。


■ そもそもハンデッドアンセムってなに?

K4カンパニー発、EDM×ゾンビの16キャラを4人の声優で演じ分ける声優使い回しコンテンツだよ。
声優使い回しは中の人が言ってるよ。詳しいことは前の記事を読んでね!


■ 苦難の一年だった

まあこの一年、どのコンテンツもそうだとは思うんですが。
前の記事をご一読頂けると分かるんですが、このコンテンツ、ファーストライブを去年の5月に予定していて、言わずもがなコロナの影響で中止になったんですね。
その後11月に無観客のオンラインライブを挟み、満を持して翌年、要するに今年2月末に有観客ライブを、ReLIVEとあるようにファーストのリベンジを予定していたんですよ。
このままならいけるんじゃないかな、どうかな、と思っていた12月半ば。本来のキャパ半分以下のチケット戦争に負けて傷心を抱えつつ、いやでも時勢的にオンラインありそうだし、近場だから土壇場でも同行に挙手できるし……となんとか前を向いて年を越しました。
そして年が明けたら首都圏にまた緊急事態宣言発令。
このタイミングでか……? いや、開催日は緊急事態宣言解除後だしやれるんじゃ……からの、緊急事態宣言延長。
はんせむくんが何したって言うんや……

今回も流れてしまうのか。周囲に諦めムードも漂う中、はんせむくんは各自治体のガイドラインを基に、感染予防を最大限講じて決行の方針を打ち出しました。
賛否はあったでしょうが、コストも手間も掛けて運営がやると言うのであれば、付いて行きます。無事の開催を祈ります。自分にできることはします。
と言っても、情勢自体は好転せず、様々な理由から現地を断念される方もおられました。その内のお一人のフォロワーさんからお声掛け頂き、ありがたくもチケットをお譲り頂いたのが2月上旬。
本当に嬉しかった反面、行きたくても行くのが難しい人がどれだけいるんだろうと複雑な思いになりつつ、だからこそ機会を頂いたからには万全を期して臨んで舞台装置を努めるぞと意気込んで、諸々の準備を進め、体調にも気を付けて、そして、その日はやってきました。
2021年2月27日。冷え込んで、風の強い朝でした。


■ ベイホールに日は暮れて

f:id:masmyan:20210307000405j:plain

とまあ朝から描写しちゃったんですけど、DAYBREAK昼夜公演の内、私が参加したのは夜の部だったりします。
昼の部はオンライン配信でリアルタイム視聴しました。この有観客が難しかったり、キャパ絞られたりする状況下で唯一と言っていいだろう恩恵は、こうした配信が多くなったことですね……ありがたい……
こちらの昼公演ですが、このブログを書いている現時点でアーカイブを有料視聴可能です。期間内なら見放題! 夜公演と一部セトリが異なります。どっちかだけ見ようかな、という人はお近くの新人ハンデッドにどちらがいいか訊ねてみてください。

HANDEAD ANTHEM ReLIVE DAYBREAKhttps://eplus.jp/sf/detail/3366990002-P0030002P021001?P1=1221

こちらが今から書く夜の部です。

HANDEAD ANTHEM ReLIVE DAYBREAKhttps://eplus.jp/sf/detail/3366990002-P0030003P021001?P1=1221

いやあ、昼の部よかったな~……というか、あんなのやそんなのがあっても無言の現地、すごいな……としみじみ思いました。現地、えらい。そして自分もこれからそうしなければならないのだと思うと緊張しましたね。

昼の部を終え、即アーカイブになったのをピックアップで見返してから家を出ました。会場は、昔一度だけ行ったことのある横浜ベイホール。SideMのアニメで担当達が歌っていた横浜ベイホール。悪名高い柱のある、あの……とはいえ、今回はキャパ半分未満&立ち位置指定なので大丈夫でしょう、たぶん。
行ったことがあるのだし、道も大丈夫でしょう。たぶん……と最寄駅に着いたら、すぐに同志らしき方を見付けたので助かりました。アテにするな。

そんなわけで難なく会場に到着。余裕を持って出たので少々早く着いてしまいましたが、各スポット(チケットが本部・支部ごとに分かれていました。該当チームのハンサ(ファンサ)を受けられるエリアということで、立ち位置の区分けだと思って頂ければ)ごとの分散入場で密を回避しており、私の参加した福岡スポットは最後の入場でした。
まず、フェイスシールドを受け取り装着。スポットごとに並び、電子チケットを確認して、質問票(当日朝の検温、質問項目の回答、連絡先の記述等がある)を提出、手を消毒して、手首で検温したらまた電子チケットを読み込ませて、ドリンクを引き換えて――やることが、やることが多い――とまごつきながら、フロアへと出ました。うっわ懐かしいこの……柱…………
フロア内では立ち位置指定、私は下手寄り上段前方といった感じでした。キャパ半分未満でも、隣の人との間は人一人通れるかな? くらいでそこまでスカスカといった感じではなく、寧ろ普段この倍入れてるのか……どうやって……? 柱もあるのに……? と首を傾げましたね。
立ち位置は考えられた上で配置されていて、上手端が柱でやや見切れる以外は視界良好でした。やはり柱が悪い。
久々の現場の空気にドキドキしつつも、ざわめきのほぼない会場は知らない場所のようで。
暗転しても騒ぐことのないフロアでペンラを握り、唇を結んで、カウントダウンに身構えるのでした。

ところでこのカウントダウンからのキャラクター紹介BGM結構好きでした。はんせむくんはサントラ出してくれてもいいんですよ……


01:KNOCK’EM DEAD
最新曲にしてハンセムの真骨頂、16人歌唱曲からスタートします。
いやなんのこっちゃって思われるかもしれませんが、はんせむくん、声優一人が4キャラクターを担当していて、その四人が4キャラクターを代わる代わる歌うっていう……ちょっと正気じゃない歌なんですけど、いや企画自体正気じゃないって言うと元も子もないんですが……
昼の部で既に見ていましたが、本当に目まぐるしくてうわー、うわーとなりましたね。

私の視点からだと小松さんが一番よく見えたんですが、沖縄のかわいいギャルヒモの声がすると思ったら、次の歌詞では福岡のかみさまになっているわけです。
増元さんの方から地を這うような教授の低音が聴こえるかと思ったら、毒舌猫被りの男子高校生の声に変わっているわけです。そして声だけじゃなくて、細かな仕草や表情も違ってくる。
大きく動くストリートアーティストから、きびきびした動きの水泳選手になる益山さんがいるかと思えば、ちょっと私の視点からは一番見難かったので他の方の話になるんですが、濱さんは4キャラクター中愛想がいいのが一人だけなので(笑)変わった時すごく分かり易かったと聞きました。

ただでさえテンポの速い歌なのに、一フレーズごとにキャラクターを変えるのは大変なんだろうと思います。どこかのMCで「それぞれHEAD(のキャラクターで通して)で歌うのも新鮮なんじゃないですか」と濱さんが提案して「それもいいですね」と言われたけれど、結局一人4キャラクターで歌うことになったと話していましたが、ですよね……(正気じゃないよな……)の気持ちとですよね……(ハンデッドアンセムだもんな……)の気持ちでいっぱいでした。
こっちもいちいち咀嚼している余裕がなく、ところどころ「あっずみちゃんだ」「あっ教授」って感じの捉え方になってしまったんですけど。それ以上に。

ステージに立つ四人を見た瞬間に、あ、ハンデッドアンセムの現場に来たんだな……と実感が湧いて。
これがずっと、この一年見たいと願ってきた景色だったんだという思いがじわじわ込み上げてきて、感無量でした。

しかしその感慨に浸る間もやっぱりなかったですね。この曲ほぼラーメンタイマーなので。
そんで昼の部にはなかった寸劇が始まったので感慨も吹っ飛びました。てんぺすと完走済みなのに言われるまで冒頭だって思い出せませんでしたね……ちょっと振り返るのきつくて特定部分しか聴き返してなかったので……
※ このライブの一週間前まで、週一で新作ドラマ「TEMPEST」シリーズを配信していました
※ ライブ直前に、しかもそのライブの後という設定のそこそこに内容の重いドラマを流す公式とは
※ わからない


02:INFECTION
現地で二億倍よかった曲筆頭。

昼の部の配信でも「初っ端からこれいいんですか!?」と言ったくらいインパクトがありましたが、本当によかった……
直に聴く音は現地の醍醐味の一つですが、曲の低音が振動として伝わるのはもちろん、の叫びにも似た声がビリビリと身体に響くし、天ちゃんが妖しく誘う声がこちらを巻き込むように拡がるし、利狂さんの低い声が耳を揺さ振ってぞわぞわするし、でっきーの呟くような囁くような歌声もクリアに届くし、全員で歌うところの声の厚みはなんかもう最初からクライマックスか???と思うし、逆光めちゃくちゃかっこいいしお金払わせてください……いや払ってはいた……(オタクすぐ課金しようとする)

これが本部の貫録か……打って変わって直後のコール&レスポンス、「頂きたまえ」と言っちゃった増元さん、その言い方がカッコよかったから勢いで流せたのに暗転後「頂きたまえって言っちゃった……」って呟くし益山さんが天ちゃんで「いーよ」って返したから、あれだけ歓声を我慢していたのに噴き出しそうになりました。可愛かった……


03:Why not?
11月のオンラインライブで見ていたはずですが、こんな腰入ってたっけ……
敦豪ってパッと見強面で、長身でバイクレーサーでってフィジカルなキャラなのに歌声は優しくて、対する隆景が見るからにインテリ系というかビジネスパーソンな外見から出てくる歌声は強いの、対比として面白いなと思います。尚、先のINFECTIONからそうですが各キャストの色でキャラクター名を明記しています。そういうことで、呟くような囁くような歌い方をするでっきーとこの曲最高音(のはず)を歌い上げる隆景は同じ濱さんなのです。ご存知ない方はそんな風に読み取ってもらえると嬉しいです。
オンラインライブでは檀上に立つコウが、信乃隆景が歌い継ぐ場面で敦豪をじっと見ていましたが、今回は三人へそれぞれ視線を送る形になっていてぐっとくるものがありました。前回の構図も『秘密』の共有者二人、って感じでよかったですが、devaがdevaとして同じものを背負ったことを確認し合うアイコンタクトというか、それぞれTRACK TRUSTとTEMPESTの後だから余計に……
※ TRACK TRUST:通称トラトラ。各チームHEADと各メンバーの話を収録したドラマシリーズ。基本HEADとの出会いorチーム加入時の話なので過去編。お試し四人はyoutubeにて冒頭配信中、ニジストアにて好評発売中
※ TEMPEST:先程も記載した、最新ドラマシリーズ。嵐の名の通り胃が痛くなる展開が続出。
youtubeにて一、二話配信中。エピローグを含んだ全六話収録のCDはニジストアにて予約受付中


04:命の華
ギエーーーーーーーーッ!!!
(訳:配信で見ていた昼の部とセトリが変わりました)

そうか、これ持ってきたか……とペンラを控えめに揺らそうとして、周囲が握ったまま静止していることに気付く。
配信や公式のお出ししたダイジェストではそれなりに振ってる人映ってるんですが、このdevaのお膝元のスポットエリアは下手でして、画面左端の見切れてるところなんですね。多分他スポットに比べて、拝みスタイルの方が多かったんじゃないかな……「あっ、みんな振ら……振らない……? 振らない方がいい…………?」と福岡スポットの端っこで一人パニクっていたので……
会場の空気がガラッと変わったし、コウ様のソロを拝聴する信者になった。ライブ映えする曲って色々あると思うんですけど、これがその一つだとは思いませんでしたね。静かに白を灯して取り巻く観客と、荘厳なメロディーと響く歌声で作り上げられた空気に呑まれてしまいそうで、ここが福岡支部か……と感じ入りました。
コウ様、「苦しみは私が背負おう」って言ってるのに、振りも歌い方も苦しげなんですよね。そこがただの「かみさま」ではなく、「神になろうとしている人間」の表れなんだろうと。主観ですが。
静から一転、隆景の狂信感が滲み出るどころか全開のパートから、信乃ちゃんのどイケパワフルボイスが続き、畳み掛けてくる終盤。長い髪を振り乱して踊るダンサーさんが現れ、コウ様を崇め出して「いよいよヤバくなってきた…………(褒め言葉)」と固唾を呑んで見守る私。
本当に、ここだけ何か違う世界でした。ディーヴァ・プラディダーナを復唱する場面、このご時世じゃなかったら恐らく客席もやってたと思うんですが、復唱してたらこの世界観から帰って来られなかった気さえする。

公式のお出ししてきたチラ見せはダンサーさんが捌けた後だし復唱も終わっているので平和ですが。平和か?

そして待ちに待った自スポットのコーレス、檀上のままだったのでコウ様は遠めだったんですけども、当たり前のようにこちらを見てくださっているしこの曲の後で「何処までも共に」と言われたら抗えないなと思いました。やっぱりdevaは宗教だった……その後のMC、

こまつさん「devaの世界観が凝縮された感じの演出をして頂いて、僕は満足です」
はまさん「だろうな」
わたし(だろうな……)

次の曲のヒントで「かちゃかちゃ鳴るやつ」って言ってくの、好き。


05:宵宵乱舞
余談ですが、TEMPESTの何話目か終えた後で「暫く宵宵聴けない……」つってましたね。私が。

そんなこんなで人の心があるのかないのか分からない公式ですが、リニューアル法被がもこもこでかわいいし、先程までは恐らくCalling youのコウに寄せてコート羽織ってた小松さんがコートから法被に変えたらフードがよく目立つし動きと表情がしっかり穏人でめちゃくちゃにかわいい。
こちらもオンラインライブでやった1st ANTHEMですが、雷我穏人が視線を合わせる構図は何度見てもいいものですね。鳴子を合わせる雷我が楽しそうで、次の曲でもそうなんですけどクールに振る舞いながらも楽しさが漏れ出ているのがよく分かって、いや演者さんだというのはそれはそうなんですがそれを差し引いてもなんでTEMPESTに繋がったんや……

夜鳴のターンは「かちゃかちゃ鳴るやつ」こと鳴子の持ち込みが許可されているので、拍手と同時に鳴子を鳴らせるのはめちゃくちゃに嬉しかったです。このご時世、リアクションの取れる鳴り物はいいなって思いました。買ってよかった。


06:参上!わりことし
待 っ て た 。

いや昼の部で初披露時に「(Rewrite the Worldではなく)わりことしをやらせてもらった」と言っていたので、夜にもあるのかどうかと思っていたんですけど、そしてセトリが変わらなかったことでこの「やらせてもらった」に大いなる"わかり"を噛み締めたんですけど、これこそライブ映えするもんな……それはそれとしてリラワも今度聴かせてください。
公式がこちらでチラ見せしていますが、これ惜しいことに全オタクが好きな自己紹介パート基他己紹介パートではなく、その後の曲調転換パートでもないのであの、アーカイブ見てくださいとしか言えないのですが……

Bring it onの来いよ、来いよって振り付けすき。全員狂え、で頭に指当ててんのクールですき。わりことし全部すきでレポ終わるわ。

で、まあ推しなのでうるさいのは目を瞑ってほしいんですが、ノラ他己紹介のターン、昼の部でヤンキー座りしていたと聞いてガン見したんですが最前列の頭と被ってよく見えなくて残念……としょんぼりしている暇もなく、「自頭良いヨイ良い子ちゃん」の辺り、ふふんって顔してませんでした? してなかった? あっこの表情藻津ノラならでは……! って噛み締めたんですが配信だとカメラ切り替わってるので幻覚かもしれない。
五億回言われてる「猫愛情」「猫かぶり」はただでさえかわいい増元さんが猫仕草をしてかわいいの二乗なんですが、そこにあざとさが乗っているのがやっぱりノラだなあと思います。増元さんってノラだったんだな、という当たり前の事実を再確認させられる……
あとわりことしに限らず、ノラの時の増元さんってめちゃくちゃよく笑うんですよね。某所のインタビューなどを読んでいると増元さんが楽しいからというのと、ノラに楽しんでほしいと思っているのとの表れかなと勝手に思っているんですけど、ノラくんよかったね……かわいいね…………

穏人は本当に隙なくかわいいんですが、名前を呼ばれての決めポーズが腰に手を当ててえっへん! みたいなの(前ならえの先頭がやるやつ)というところがとことんかわいい。そしてさっきまで荒々しく歌ってた大学生だった小松さんが、ついさっきまで教祖だった小松さんがそれをやって全く違和感がないのがすごい。
夜の部はところどころアドリブが入っていましたが、ここでの台詞が「まだまだ、いくぞおらー!」だったのに全然オラついて見えないところがくそかわいい。愛した。
は歌もダンスも抜群の安定感と思いきや、繊細なんですのところで指をつんつんする仕草を取り入れてくるので油断ならない。絶好調の晴れ男、ライブに晴天を呼んでくれてありがとうな……
クールに決め込んでメンバーのコールをしないわ、醒めた面で眺めてるわな雷我、自分の番でノラに背中を押されても、穏人に呼ばれても中々仏頂面を解きませんでしたが、コールされれば耳を傾けるし、じわじわ笑顔になっちゃってるしで微笑ましい。
MCで響く鳴子の音、最高にいいな……からの「全力で遊べ」、CDの力入ったあれも好きですが今回の時を止めるようなあれもよかったな……からの和食雷我オンステージ。
そりゃノラくんも皮肉抜きでゴリラ大歓喜って言うわ……あれ普通に喜んだ声じゃん……

コーレスでなんだかんだご機嫌なことがよく分かった雷我くん、デレ多めでしたね。
そして次の曲との間のBGMとMV、びーとまにあつーでぃーえっくすタイム過ぎてゲーセン行きたくなりました。この音馴染みがあり過ぎる。


07:fLeEk
広島のお好み焼きが美味しい歌がこんなにもかっこいい。
メロディーもかっこよければ四人の声もかっこいいし、ライティングもダンスもかっこいいんで歌詞がお好み焼きだということを一瞬忘れるんですよね。いや広島のお好み焼きは美味しいのですが……(本籍広島人の発言)
天ちゃんの「お疲れ様でした~」からの「まだちょっと早いですよ!?」があまりに自然でライブバージョンの掛け合いもニヤニヤしてしまう。
でっきーはキャラとしては1日30歩しか歩きたくない陰キャなのに、いざ踊るとキレッキレなんだよなあと眺めていたら、がこれまたキレッキレのキックをかましたのですが、一瞬だったので幻かもしれないと思っていたら同じように幻かもしれないと呟いていた方がいたのでホッとしました。

教授は相変わらず楽しそうでよかったのですが、さっき見たノラとの笑顔とは違うんだよな……役者ってすごい。


08:BIG WAVE
役者さんはすごいので広島の奇人集団からスモーク一つで沖縄のパリピ集団になる。
きりっとした顔とシュッとした動きでHEADのが現れたと思ったら、ずみちゃんが「MUSIC♡」って語尾にハート付けて歌ったので脳がバグった。あなたさっきまでイケメン大学生でしたよね……?
そして今まで溜めに溜めてきた愛想を振り撒くかのように弾けんばかりの笑顔の真那人……濱さん自身はよく笑うイメージなんですがよく考えたらはんせむくんでのキャラ、笑う子少ないな……なんでだろうな……?

この後の曲もそうなんですが、HIGH-TIDEはペンラの振り方が分かり易い曲が多くてノリ易いんですよね。楽しくてライブ向きだなあと思います。ミスマは別枠として……(腰砕いてきそう)
の掛け声でウェーブもやれて、個人的にはウェーブするぞって時毎回緊張してしまうんですが、上手く波の一部になれていたらいいな。


09:HIGH-LIGHT-BLUE
そして間髪入れずにHIGH-LIGHT-BLUE。タオルの出し方が洗濯物のようでユニークでした。
依留の組み合わせに、このコンビ新鮮だな~と思ったのですが、対するずみ真那人のコンビは割とよく見るツーショットなのでそうでもないかもしれない。
はいたいはみんな仲良しなのでどこ組んでも平和なんですけどね。しかし背中合わせになるのいいなあ。尚、この日記は私のおぼろげな記憶を掘り起こす為にアーカイブを見ながら書いているのですが、夜の部1:32:05に小松くんのサービスショットがあるので是非見納めてください。

笑顔いっぱいで歌い終えてからの、ぐーぐーマングースポーズ。シャララン♪ といった感じのSEで思わず笑いそうになってしまったんですが、「かわいいでしょ♡」つったずみが一番かわいい。優勝。
沖縄スポットは私のいた福岡からは一番遠かったので「教えてくれてありがとう~」をいいな~と思いながら見ていたのですが、はいたいのコーレスは完成度が高いなと改めて。本当声出したかったですね……
それにしても真那人はちょっと練乳の扱いが雑過ぎるのではないでしょうか


10:WANTED HANDEAD
記念すべき初リリース曲なのでそろそろ実家のように思えてきた。何を今更という話ではありますが、この十曲、キャラは違えどずっと同じ人間が歌って踊っているので体力消費が半端じゃない中(これはMCでも話してましたね)の脚が今日もよく上がる上がる。あのハイキックはいつ見てもいいものですし、fLeEkでののキックを思うと兄弟ぽくてふふっとなります。は二番サビ前のジャンプもめちゃくちゃ高かったですね。フィジカル……!
アンコールに近い位置付けなので(小松さんの権限ありがとうございます)ライブパーカーを羽織っての歌唱でしたが、ダブルパーカーのコウ様、かわいかったですね……今回はみんなスポットカラーにしていたので、例の崇拝ターンで会場が白一色でないのもまた新鮮でした。
雷我は力の篭った声を聴かせてくれるし、利狂はその低音を効かせてくれてたんですが、今見ると利狂は手を振ってたりしてちょっと愛想がいい気がします。笑。
その答えが、最後のMCだったんだと思うんですけども。

増元さんが楽しかった、という気持ちを全面に出してくれていて、益山さんは我々に感謝を述べていて、でもこちらこそ楽しかったし、お礼を申し上げたいのは我々の方ですよ……という気持ちでした。
本当に微妙な時期ではありましたし、実際それで来場を断念した方々もおられましたし、参戦するにあたっても今回個人的に直行直帰を課してまして、恐らく近くにいたフォロワーとも交流せず終わったんですが、見たいものを見せてもらえた感謝と、これがきっと次に繋がるという期待とその時にはもっと、他の新人ハンデッド達と共有したい願いとでいっぱいです。

f:id:masmyan:20210307000509j:plain

思わぬ展開(寧ろ予想されていたのでは)(それはそう)もありましたが、新キャラ追加でシナリオ展開確約に加えて待望のソロ曲、これからもHANDEAD ANTHEMは突っ走るという頼もしいお言葉も聞けて、多幸感と共に帰路に就きました。キャスト、関係者の皆様、最善を尽くした上での開催、お疲れ様でした。ありがとうございました。この通り、半分死んで幸せです。
またハンセムの世界をたくさんのハンデッドと分かち合える日を夢見て、アライバーに近い日々を乗り越えるべく既におぼろげな思い出を書き記しました。ひとまず、アーカイブが終わるまでは見返して瞼に焼き付けておこうと思います。


HANDEAD ANTHEM ReLIVE DAYBREAK
eplus.jp
昼の部。昼の部は円盤が受注生産のため、5月10日までの予約を逃すと見る手段が限られます。


HANDEAD ANTHEM ReLIVE DAYBREAK
eplus.jp
夜の部。この日記に書いたセトリで行っています。
流れ的に書けなかったけど最後のMCの小松さんに優しいところをバラされる濱さんと、小松さんが自身の境遇からコウに思い馳せた話がすごくいいのでそれも見てください。


はい、こちら再放送!
「気になってたけどどうしようかな……」という方向けに、アーカイブが見られる間に書き終えたいと思っていたのですが遅筆ゆえに現時点残り一日というアーカイブです。二時間あれば見られる! お気が向かれましたら是非ともよろしくお願いします!